外壁塗装

外壁塗装の助成金、補助金の使い方!対象地域や条件など利用ポイントまとめ

外壁塗装などのリフォームは10〜15年に一度必要としますが、その費用も100万円規模になってくる為、できるだけ安くしたいという気持ちがあるかと思います。

ですが、安い材料を使ったり、過度な値引き交渉をしてしまうと仕上がりや耐久性に問題が出てくる可能性があります。

そこで、自治体で用意されている助成金や補助金を活用することにより、10〜30万円ほど支給を受けることができますので、活用できるなら積極的に活用したいところです。

この記事では、外壁塗装をする時に使える助成金・補助金の使い方、お住まいの地域で補助を受けられるのかを調べる方法をお伝えしていきます。

この記事を読まれている方は、このような助成金・補助金を使うのははじめてだと思いますので、はじめての方でもどうやったら使えるのかわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

この記事でわかること
・外壁塗装の助成金・補助金の使い方
・助成金・補助金の対象地域の調べ方

外壁塗装の助成金、補助金の使い方

まずは、外壁塗装で使うことができる助成金・補助金の基本的な部分を解説していきます。

外壁塗装の助成金、補助金とは

外壁塗装の助成金・補助金は、各自治体が主体となって生活の安定化や人口増加、地域経済の活性化などを目的に住環境をより良くする為に行われています。

基本的には市町村が主体に実施されています。

東京23区のみ、区単位で行われていますが、それ以外の大都市は区ではなく、市の情報を参照するようにしてください。

助成金と補助金は、いずれの支給されたら返済をする必要はありません

助成金は、申請条件を満たしていれば受け取ることが可能です。

補助金は審査がある為、受け取るまでのハードルは助成金よりも高めとなります。

受け取れる金額は自治体によって異なりますが、だいたいが10〜30万円程度となっています。

外壁塗装で助成金、補助金を受け取れる条件

助成金・補助金は、単純にリフォーム工事として申請可能な自治体もあれば、指定の工事条件が決められている自治体もあります。

工事条件に指定がある場合の主だった例は以下の通りです。

助成金・補助金を申請できる工事条件 助成金・補助金を受け取れる条件
エコ住宅の推進 断熱・遮熱塗料を使って塗装工事を行うこと
多世代同居の促進 二世帯、三世帯での同居をはじめる為のリフォーム工事であること
若者定住の促進 所定の年齢以下であること(40、50歳以下がほとんど)
地域業者の振興 お住まいの地域にある業者で工事を行うこと
空き家の活用促進 空き家の所有者、または空き家を購入して(借りて)住む人が工事を行うこと

どのような条件が設けられているかは、自治体によって異なりますので、詳しくはお住まいの地域の条件をご確認ください。

地域別の条件の調べ方は後述しますが、早く確認されたい場合は「こちら」をクリックください。

外壁塗装で助成金、補助金を受け取る為の注意点

外壁塗装の助成金・補助金を受け取る際の注意点が3つありますので、解説します。

工事前に申請をすること

助成金・補助金の申請は、工事をする前に申請し、給付の承認を得ておく必要があります。

工事完了後の申請はできませんので、注意が必要です。

申請をするには、工事の見積書が必要になりますので、工事をする業者から事前に入手しておく必要があります。

自治体に所在の業者を利用すること

助成金・補助金を使う場合、工事業者の所在地に縛りを設けていることが多いので注意です。

多くの自治体では、お住まいの市町村に所在地のある業者を利用することが指定されています。

 例:横浜市であれば、横浜市内に所在地のある業者を利用する

助成金・補助金は、その地域の経済活性化も兼ねている為、市町村外の業者は原則認められていませんのでご注意ください。

住民税の滞納がないこと

各自治体が運営している助成金・補助金の制度ですので、住民税などの滞納がある場合は申請をしても承認されません。

もし住民税の滞納があって助成金・補助金を活用したいのであれば、滞納している住民税を納税した後に申請をすることが可能となります。

外壁塗装で助成金、補助金を受け取る為の必要な書類

助成金・補助金の申請をするには、必要書類を揃えて提出する必要があります。

申請書1枚出せばお金がもらえるというものではありませんのでご注意ください。

一般的に必要な書類は以下の通りです。(自治体によって多少異なることもあります)

・申請書(自治体のホームページ、窓口等で入手可能)

・住宅の登記簿謄本

・外壁塗装工事の見積書、工事契約書

・設計図書(平面図、立体図など)

・施工前の写真

申請する補助制度によって、追加資料が必要になることがあります。

例えば、人口増加を目的とした補助制度の場合は、

・戸籍全部事項証明書

・住民票除票

ヒートアイランドや地球温暖化対策を目的とした制度を活用する場合は、

・使用予定の塗料の性能がわかるカタログ、仕様書など

・日射反射率の測定証明書

など、制度によって求められる資料が異なってきますので、申請前によく確認ください。

慣れていないと難しい面もありますので、役所の担当窓口で相談(電話確認)や依頼する塗装業者に相談しながら進めると良いかと思います。

外壁塗装で助成金、補助金を受け取る流れ

助成金・補助金の申請から受け取りまでの大まかな流れは以下のようになります。

1. 見積りを取得する

助成金の申請をするには、工事の見積りが必要になります。

見積書の作成には、工事を依頼する業者に作成をしてもらいます。

業者も実際の建物を見ないと工事に必要な金額の算出ができませんので、業者に連絡してから1〜2週間はかかると思っておいた方が良いです。

事前に決まった業者がなく、見積りや工事内容などを比較しながら決める場合、複数社見積りを取得することになりますので、依業者決定までに最低でも1ヶ月はかかることを想定しておかなければなりません。

その為、業者への問い合わせは早くしないとなりません

助成金・補助金は受付の期間が決まっていたり、申込順の場合もありますので、この辺りを考慮しながら進める必要があります。

2. 自治体のサイトから必要書類を入手する

自治体のホームページに、申請書類がありますのでダウンロードして印刷します。

必要事項を記入し、添付書類の準備を進めます。

添付書類は、上記で解説したようなものが必要になりますので、よく確認をして漏れの無いように気をつけてください。

3. 書類を提出する

書類の提出は、役所の窓口か郵送での申請となります。

自治体によっては郵送での受付をしてくれないところもありますのでご確認ください。

4. 審査結果を確認する

審査結果が届くまで約2週間ほど必要とします。

審査通過の判定が出て、はじめて工事契約を進めることができます

判定前に工事を進めてしまうと、申請が承認されなかった時に助成を受けられませんので、フライングをしないように気をつけてください。

5. 工事の契約、着工

審査を通過したことを確認したら、工事の契約・着工を進めていきます。

自治体や助成金内容によって、工事の途中経過や完成後の写真の提出を求められることがあります。

その場合は、工事業者に必要な写真撮影などをお願いしておくとスムーズに進められます。

6. 工事の完了報告、請求書の提出

工事が完了したら、実績報告書と請求書を提出します。

受理されると、所定の金額が入金されて完了となります。

外壁塗装の助成金、補助金の地域別制度の調べ方

お住まいの市町村で、外壁塗装に関する助成金・補助金があるかを調べる方法ですが、最も正確なのは市役所など自治体のホームページを確認することです。

ですが、自治体のホームページは意外と複雑になっていて、どこになにがあるのかピンポイントに探すのが難しいことがあります。

その場合、簡単に調べられるサイトがありますのでご紹介させていただきます。

地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイトは、お住まいの地域をクリックし、対象の制度を選択するだけでお住まいの地域に該当する助成制度があるかを簡単に調べることができます。

外壁塗装の助成金、補助金の実際の事例紹介

各自治体では外壁塗装に関わらず様々なリフォームに関する助成金・補助金の制度があります。

ここでは、塗装工事でも使える助成制度の事例をいくつかご紹介させていただきます。

東京都品川区:住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)

助成金額:工事費用の10%(上限20万円)

遮熱性塗料を用いた塗装工事などの「エコ住宅改修」や、手すり設置などの「バリアフリー住宅改修」を目的としたリフォームが対象です。

助成額は、個人住宅向けの金額ですが、マンションの管理組合などが申請者の場合は、工事費用の10%(上限100万円)となります。

所得制限や「区内の施工業者に依頼すること」など、応募条件が細かく設定されています。

千葉県我孫子市:我孫子市住宅リフォーム補助金

補助金額:工事費用の10%(上限20万円)

外壁や屋根の塗装工事に限らず、耐震・断熱改修や床の張替え、バリアフリー化など、住宅のリフォーム全般を対象とする助成金です。

主な対象者は、「我孫子市内に個人住宅を所有している方」で、かつ「リフォーム工事後10年以上の定住の意思がある方」です。

単身者・子育て世代なら、上限額が30万円になります。

愛知県新城市:新城市木造住宅の省エネ改修補助制度

補助金額:助成工事費用の50%(上限10万円)

断熱工事に特化した補助金です。

補助内容は、断熱・遮熱塗料を使った塗装工事や、窓ガラスに遮熱フィルムを貼る工事などとされています。

「新城市木造住宅耐震化促進補助事業の補助金を受けた(受けようとする)者」「新城市が実施する『うちエコ診断』を受け、省エネ改修の必要があると認められた者」が対象です。

大阪府摂津市:住宅リフォーム補助金

補助金額:工事費用の50%(上限25万円)

摂津市が行う「摂津市多世代同居・近居支援事業」の取り組みのひとつです。

外装工事・内装工事・設備工事など幅広い工事を対象としていますが、対象者の要件が独特で、簡単にいえば「親や子世帯と新たに同居・近居をするため転居してくる方」とされています。

別居していた家族の近くで生活したい方には、おすすめの補助金です。

兵庫県赤穂市:赤穂市住宅リフォーム助成制度

助成金額:工事費用の10%(上限10万円)

住宅の利便性や防犯性を高めるためのリフォーム工事に適用されます。

「赤穂市に住民登録し、市税の滞納がないこと」だけが助成条件となっているため、比較的間口の広い助成制度です。

外壁塗装で助成金、補助金を受け取るよりも大切なこと

外壁塗装は、リフォームの中でも高額な工事に部類となりますので、助成金や補助金があるならなるべく活用したいと思うのが心情だと思います。

また、助成金・補助金には、申込み期限や業者の所在地に縛りがあることが多く、色々と制約が設けられています。

そうした中で気をつけたいことを2つだけお伝えしたいと思います。

見積りを比較すること

工事業者を決める上で、馴染みの業者がいない場合は必ず複数の業者から見積りを取得して比較をするようにしてください。

外壁塗装は、定価がなく、平均的な相場価格はあるものの基本は業者の言い値で決まります。

同じような工事内容であっても、業者によって倍近い金額の差が付くこともあります。

比較をしないで料金の高い業者と契約をしてしまった場合、補助金で受け取った差額を引いても高い金額を支払うことになりますので、得をしているような気持ちになるだけで、実際には大きく損をしてしまいます。

なので、見積りの比較は絶対に行う必要があります。

助成金、補助金を受け取ることにこだわり過ぎないこと

助成金・補助金の申請をするには、お住まいの市町村に所在地のある工事業者を利用することがほとんどの自治体での前提条件となっています。

比較できる業者が多数ある市町村であれば問題ないのですが、小さな町や村になると、比較するほどの業者数が無い場合があります。

そうなると、求めていたクオリティの工事ができない、比較相手がいないから高い見積りを提示されてしまうなどのデメリットが生じることがあります。

また、申込み期限が決められていることも多く、期限に間に合わせようと冷静な判断ができなくなることによって、工事内容や金額を妥協してしまう可能性もあります。

助成金・補助金は、うまく使えたらラッキー程度で、お金をもらうことにこだわり過ぎないでご自宅にあった工事をしっかりしてくれる業者を探すことの方が重要になります。

助成金・補助金のもらえる金額は、一軒家で10〜30万円程度です。

小さな金額をもらうことが目的になってクオリティの低い工事をされてしまったり、相場より高い金額で工事をされてしまうことを考えたら、助成金にこだわり過ぎない方が良い工事ができる可能性がグッと上がることを留意していただけると幸いです。

まとめ:外壁塗装で助成金、補助金の使い方

外壁塗装には、自治体が推進しているリフォームでの助成金・補助金が活用できることがあります。

自治体によって制度が異なりますので、詳しくは市役所のホームページなどで確認をするようにしてみてください。

助成金・補助金を申請するには、工事内容、業者の所在地、申請期限など縛りが多くあります。

もらえる金額は10〜30万円程度ですが、業者の選定などを失敗するともらえる金額よりも高い費用を請求されて損をすることもあります。

その為、助成を受けられたらラッキー程度で、あまりこだわり過ぎない方が良い工事ができる可能性が高くなります。

外壁塗装に於いて、助成金や補助金を受け取るよりも大切なことがあります。

それは、工事をお願いする業者選びです。

ここですべてが決まりますので、最も力を入れたい部分になります。

基本的には、複数の業者から見積りを取得して、値段の比較、営業マンからの提案を受けて希望にあった内容を見つけていく必要があります。

なにも考えないで家を購入したハウスメーカーや近所のホームセンターなどでお願いをしてしまうと、マージンをがっつり取られて助成金どころではないくらい上乗せされてしまうこともあります。

その為、適切な価格で工事提案を受けるには、複数の塗装業者から見積りを取得して比較する以外にありません

見積りの取得は、少なくとも3社程度から見積りを取得して比較検討することをオススメします。

3社も業者を探すのが難しい場合は、一括見積りサイトを活用すると無料でご自宅周辺の塗装業者を紹介してもらうことができます。

当サイトでは、ユーザー目線で考えた時に「プロヌリ」を推奨しています。

プロヌリのメリットは、

 ・完全無料で3社程度紹介して見積りを依頼できる

 ・業者との日程調整、お断りなど面倒なことを代行してもらえる

 ・登録業者は事前に面談して、一定基準をクリアしている優良な業者のみ

逆にデメリットは、

 ・登録業者を厳選している為、地域によっては紹介してくれる業者が少ない場合がある

連絡をしたら必ず契約をする必要はありませんので、まずは問い合わせだけしてみても良いかと思います。

プロヌリについて詳しくは下記の記事で解説しています。

プロヌリ以外にも見積りサイトはたくさんありますので、見積りサイト自体も比較されたい場合は、こちらの記事をご参照ください。

以上、最後まで閲覧いただきありがとうございました。

この記事が、あなたのお家の外壁塗装をするお役に立てたら幸いです。

-外壁塗装