塗装診断士

 もし、検討中の業者さんがいるなら、ぜひ、質問してみてください。塗装品質の確認はどのように行いますか?もしくは、塗装品質は膜厚計を使って確認しますか?

今回の塗装診断士というサービスはその品質を確認するための機能です。

外壁塗装では、とても重要なことがあります。それは【塗装品質】です。塗装をすれば綺麗になるのは当然ですが、それは品質を伴って綺麗に見えるのか、ただ綺麗に見えるのか?皆さんはそれを区別は出来ますか?

 この塗装品質は、現場経験を20年以上してきた職人やぬりラボでもわかりません。

 【塗装したら綺麗になります】し【塗っても綺麗になります】。このことが手抜きをしてもバレないということにつながり、手抜き工事が横行しています。双方とも【綺麗】に見えてしまうんです。しかし、それがどれほど長持ちするのか?は別問題です。それこそが【塗装と塗る】は別物と言われる理由です。

【塗装と塗る】は同じように感じるかもしれませんが、この二つは全くの別物です。では何が違うのか?それは塗料メーカーが発表している塗布量というものです。

  • 1を見るとかなり、透けています。
  • 2は濃い部分と薄い部分が両方あります
  • 3はしっかりと塗られています

 上の写真は下地調整剤(フィラー)を塗布したところの様子です。一目瞭然ですね。明らかに1は透けています。2はムラになっています。3は均一に塗装されています。さて、続いての写真を見てください。

 いかがでしょうか?中塗り(2回目)と上塗り(3回目)の違いが分かりますでしょうか?このように、色のついた塗料を塗った場合、塗った直後は色の違いがはっきりと判るのですが、一度乾燥してしまうと、中塗りと上塗りの差が分からなくなります。そのため、業者によっては、あえて中塗りと上塗りの色を変えて塗装をする会社さんもあります。(中塗りと上塗りの色を変えて塗装をすることは賛否両論あります)

 では、しっかりと品質を保った状態で塗装するにはどうすればいいのか?そこで必要となるのが【積算】です。詳細はYoutubeにて配信しておりますので、合わせてご確認ください。

 積算とは、塗る面積に応じて、必要な塗料は何キログラムなのかを割り出す計算です。この計算をしっかり行い、必要な塗料を割り出します。割り出した塗料を全て使い切り、塗るということが塗装の品質を保つということにつながります。

 例)積算の結果、必要な塗料は5缶となりました。その5缶を使い切りで塗装を行う。

 ということになります。では、しっかりと積算を行い、その必要数量を塗っている塗装店がどれほどいるのかを見てください

電卓で積算している
目測や経験値で積算している

いかがでしょうか?ほとんどの業者は積算を行っていますが、その方法は経験値から積算をしている会社さんが多いのが実情です。

 では、続いて積算の結果通りの塗料を使って塗装していますか?(左円グラフ)また、積算より少ない塗料で塗装していますか?と聞いてみました。(右円グラフ)

積算通りの塗料で塗装している
はい

いかがでしょうか?以上の結果をまとめると次のようになります。

という結果になります。では、しっかりやってくれる業者の見極めはどうすればいいのでしょうか?

それは、みなさんが知識を身に付けて、業者に確認するしかありません。しかし、それは皆さんに塗装のプロになれというものです。そんなことは難しいに決まっています。

 なら、ぬりラボのサブスクを使い外壁塗装を成功させる方が効率的です。

 当然、業者の中には、これらのことをしっかりやってくれる会社さんも一定数いらっしゃいます。その業者さんを見つけるのが大変なんです。仮に、しっかりやってます!という業者さんでも見ていないところでは何をするかわかりません。これがこの塗装業界の悪い点です。

 悪い点を挙げだしたらキリがありません。そこで誕生したのがぬりラボの各サービスです。

今回は、塗装診断士というサービスに焦点を当てて説明してきました。この塗装診断士というサービスは【現場=皆さんのご自宅】まで行き、計測を行います。その為、オンラインや電話で完結するサービスではなく、現場実務を伴うサービスです。

 費用的に難しい場合は、トラブル交渉というサービスをご利用されることをお勧めします。ぬりラボから業者さんへ第三社の立場で塗布量や積算について確認を行うことが出来ます。

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